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北欧におけるグルテンフリー

フィンランドで食品コンサル会社のインターン生として働いていた頃、グルテンフリー製品の製品開発を行っていました。

今から10年以上も前の話ですが、当時既にフィンランドを始めとし北欧ではグルテンフリー製品がスーパーで購入できる状況でした。背景として、北欧そしてヨーロッパではセリアック病と呼ばれるグルテン不耐症の患者数が日本に比べて非常に多く、食事療法としてグルテンフリーの食品が使われている事が挙げられます。

では、セリアック病でなければグルテンフリーは意味がないのか?

というとそう言うことでもなく、グルテンによる消化不良はセリアック病でなくても人により程度の差はあれ生じるため、グルテンの摂取を控えることにより、腸内環境が向上し、肌荒れや腹痛などの不調が改善されます。

似ている話だと、日本人に多い乳糖不耐症で、牛乳を飲むとお腹が緩くなるのは乳糖不耐症による症状で、実は軽度でも乳糖不耐症の人は日本人に多くいます。私自身も軽度の乳糖不耐症のため、牛乳を飲むと影響がありますが若干なので気にせず飲んでいます。

ただグルテン≒小麦として、一概に小麦は悪ではありません。

小麦の栄養価は優れていますし、美味しいものもたくさんあります。

特に外食だと完全に小麦を除去した食事をしようとすると制限もストレスも出てくるので、私自身はゆるゆるグルテンフリーを選択しています。

年々小麦製品を食べた後の消化不良感が強くなっていることは自覚しているので、控えられる時は控える、でも完全に除去しません。子供がパンやうどんを食べたいときは一緒に食べます。

家では米粉のお菓子や小麦のお菓子も作ります。
それぞれに風味も違ってそれもまた美味しいと思いますし、体調に合わせて作り分けています。

今年は米粉レッスンも開始したいなと思うので、米粉スイーツ食べてみたい&
作ってみたいと言う方ぜひお待ちしています

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